※こちらはdivへの入社に興味を持っていただいている方に向けたメッセージになっています。
株式会社divに興味を持っていただきありがとうございます。
代表取締役の真子(まこ)です。
私の創業の経緯や沿革を知りたい方はこちらをご覧ください。
たくさんの経験を経て、私の価値観(=divの価値観)が形成されましたので理解の助けになるはずです。
divの理念・ビジョン・クレド
divは「人生にサプライズを」という企業理念を掲げています。
誰かの人生を幸せにする機会を提供することが私たちの存在意義です。
ビジョンは「すべての人が幸せに生きる世界をつくる」です。
人生における幸せとはなんでしょうか。divでは共通の価値観として幸せな人生を生きるために、大切だと定めていることが2つあります。
【幸せに生きるために大切なこと】
①希望を持って生きること
②良質な人間関係を築くこと
これらはただの思いつきではなく、幸福学の研究結果を参考にしつつ、これまでの人生経験、仲間との長時間にわたる議論の末に導き出された結論です。
なぜ大事なのか?ということに関心のある方はピッタリのTED動画があるのでぜひ見てください。どちらも必ず「見てよかった」と思っていただける自信のあるすばらしいプレゼンテーションです。
希望を持って生きること:
植松努「思うは招く」
良質な人間関係を築くこと:
ロバート・ウォールディンガー「 人生を幸せにするのは何?」
そして、幸せな人生を実現するための行動指針をdivではクレドとして定義しています。
クレドは事業を成功させるためのものではありません。働くすべての人が幸せに生きるための行動規範です。クレドを体現するために「毎朝、全員が紙にクレドに沿って行動したことを書き出して発表する」などの振り返りの機会を設けています。
なかには「これまで一度もありがとうと言えてなかった人に、このクレドのおかげで伝えることが出来た」と涙を流して語ってくれるメンバーもいます。
なぜ私達が幸せに生きることにこだわるのか。それは、自分が幸せに生きることでしか、人を幸せにする機会を生み出すことが出来ないと考えているからです。
「自分の心のコップからあふれた水でしか、他人の心のコップを満たすことはできない」
私がよく使うフレーズです。
人を幸せにすることはできません。人の心を他人が変えることはできないのです。
私達が他者に出来るのは機会をつくることだけ。そしてその機会をつくれるのは、自らが心から幸せに生きている人だけです。
なので、「すべての人が幸せに生きる世界をつくる」をビジョンに掲げるdivで働く社員がやることは一つ「自分を幸せにすること」です。
幸せに生きることは楽に生きることではありません。自分の心に素直に従って行動を続けるには「勇気」が必要です。divで働くということは「幸せになる勇気」を持つということになります。
これから入社する方は、ここまでお話した「divの理念・ビジョン・クレド」をよく理解していただきたいです。働く上でのすべての土台となる価値観です。
株式会社とビジョンの実現
私は事業でお金を儲けて会社を大きくすることに興味はありません。
資本主義社会における「お金」という尺度は「幸せ」や「他者貢献」という度合いを測るものではないと考えています。
人の弱いところ、依存心につけこめばお金を稼ぐことは出来ます。そういった事業はいくらお金を稼いでいても人を幸せにしているとは言い難いです。(特定の会社に対して事業の善悪を判断をすることは不毛なのでやりません)
ただ、一方で「株式会社で利益を上げる」というのは今の社会において最も効率よく影響力を高める方法だと理解しています。影響力を高めるというのは、より多くの人、モノ、情報を動かすことが出来るという意味です。
その影響力を正しい方向に使えば、世界をより良く出来る有力な手段の一つとなりうるはずです。
ビジョンを達成するための手段として、資本主義社会を否定するのではなく、株式会社として大いに活用して「人生にサプライズを」生み出していきます。
人生を変える事業をつくる
divの理念、ビジョン、クレドに基づいて取り組む事業が決まっています。単に儲かるからやるということは絶対にやりません。私達の存在意義を失ってしまうからです。
これを読んでいる方は、私達がTECH::CAMP、TECH::EXPERTなどのテクノロジーの教育事業に取り組んでいることをご存知でしょう。
なぜ私達がテクノロジー教育に取り組んでいるのか。結論からいうと、テクノロジー教育で先に話した「希望をもって生きる」人が増えて幸せに生きるきっかけになるからです。
希望をもって生きるとは、言い換えると「どんな状況でも自分の人生を切り開いていけると自信を持っている状態」、一言で言うなら、自己肯定感です。
自己肯定感の高さは、幼少期の親の教育によって決まるところが大きいと言われるものの、後天的にも高めることが出来ます。それは、他者に認められるような成功体験をつむことです。どんなに小さなことでも構いません。
自分なりに創意工夫して誰かに認められる経験を積み重ねることで人は自己肯定感を高めて、より幸せに生きることができるようになります。
テクノロジーがすべての産業の中心になっている現代において、プログラミングを始めとするテクノロジースキルを身につけるということは、他者貢献できる機会を増やすことに繋がります。
ただ、プログラミングに需要があるから教えているというわけではなく、他者に貢献する成功体験をつんでいただくためにテクノロジー教育をやっているということを理解していただきたいです。
私達は、スキル習得ではなく心の変化にフォーカスをしているため、受講生の個人面談などで人生と真剣に向き合う機会をとても大事にしています。極端な話をいうと、人生観・価値観とそこから生まれる日々の習慣が磨かれればスキルは自然と身につくものだからです。
スキルだけ身につけても人生に大きな変化を起こすことができませんし、そもそもスキルを身につけるまでやりきること自体が困難です。
divはテクノロジー教育の会社ではなく、人生にサプライズを提供する会社です。これからも「人生を変える機会をつくる」をテーマに事業を展開していきます。
理念に共感し、困難から逃げずに戦える仲間を探しています
2014年の冬に今の原型となるTECH::CAMPを初めて以降、
ありがたいことにTECH::CAMP、TECH::EXPERT(現 TECHCAMP転職コース)、TECH::CAMP研修ともに成長を続けています。
TECH::CAMPはこれまでに1万人以上の卒業生を輩出、著名な経営者やプロスポーツ選手の方にも受講いただいています。
未経験からプロのエンジニアを育成するTECH::EXPERT(現 TECHCAMP転職コース)は前年比400%以上の成長を遂げています。受講生は大手有名企業にも数多く内定が決まり、日本最大級のエンジニア育成スクールとなりました。
TECH::CAMP研修はリクルート様を始めとする大手企業にも数多く導入いただいています。
ただ、ずっと順風満帆できたわけではありません。数えきれないほどの困難と失敗を乗り越えて今があります。
これからもリスクを取った挑戦を続けていく以上、逆境に陥ることもあるでしょう。「伸びている事業だから」という理由で入社された方は困難に直面したときにすぐに辞めてしまいます。divが求めている仲間は困難でこそ逃げずに戦い続けられる人です。
理念に心から共感し、ビジョンを達成するために強い想いを持った仲間となら、どんな荒波も必ず乗り越えていけると信じています。
divに向いていない人
このブログをdivのことを深く知ってもらうとともに、divのカルチャーにマッチするか判断していただくために書いています。
入社後のミスマッチはお互いにとって不幸なことなので、こちらにdivに向いていない人を書いておきます。
愚痴を言う、他責にするなど主体的に問題解決できない方
新しいことに挑戦し続けている以上、矛盾したこと、理不尽なこと、納得できないことは必ず起きます。そのときに、誰かのせいにしていては前に進むことはできません。divでは「主体的に動く」というクレドがあり、「100%自責」の考え方を求めます。上司が悪い、あの部署が悪い、経営陣が悪いなど口を出す前に、どうしたら自分の影響力でよく出来るかだけを考えて行動できる人を求めます。特に裏で愚痴を言うのはレッドカードで一発退場くらい重く見ています。
感情的になり他者に威圧的な態度をとる方
自己肯定感が低く、他人への執着が強い方はお断りしています。周りがどう思っているか気になって仕方がない方はdivには向きません。divで働く人はいかなる場面でも他者に感情的で威圧的な態度を取ることは認められません。強い想いをもって仕事をすれば時には熱くなることはあるでしょう。ただ、だからといって感情的になってしまうのは「子供」と同じです。自分の感情に支配されず、他者に気持ちに寄り添って行動できる「大人」と働きたいです。
失敗を恐れて、自ら手をあげ仕事をつくれない方
入社するとすでに仕組みがあって円滑に動いているように見えるかもしれません。しかし、ほとんどの仕組みや体制は1年前は存在もしなかったようなものです。大人の通うテクノロジースクール、未経験からプロのエンジニアとして転職出来るスクール、これらはdivが生み出すまでは存在しませんでした。どの部署であっても言われたことをやるだけでは評価されません。指示を待たずに、自分の手を上げて新しい正解をつくっていくことが求められます。
第一に成長できる環境を求めている方
divは第一に成長を求める人はお断りしています。divで高いパフォーマンスを上げる社員は「成長したい」なんて考えていません。ビジョンの実現のために結果を出したくて、そのために成長しなければならないと考えているだけです。成長はあくまで手段にすぎませんので、成長に拘りすぎている方はdivにはマッチしません。ビジョン実現に向けて同じ想いを持つ仲間を求めています。
詳しくは私の書いた以下のブログを読んでください。
喫煙者の方
divでは喫煙者を不採用とさせていただいています。
理由は以下のブログをご覧ください。
少し排他的な印象を与えてしまったかもしれませんが、入社する方の「心からの幸せ」を願っているからこそハッキリと書かせていただきました。
最後に
divはかなり強い価値観をもった会社です。価値観・カルチャーにマッチする方であれば、毎日楽しくやりがいを持って仕事できることをお約束します。
不平不満をいったり、他責にする方は一人もいません。一人ひとりが事業に意義を感じて働いており、外部のサーベイでも高いエンゲージメントスコアが出ています。
このブログが就職・転職を考えている方にとって良い判断材料になると嬉しいです。
最後までお読みいただきありがとうございます。
(教室に掲示してある「想い」を書いたポスターです)
P.S.
divはdivergenceからとりました。divergenceは分岐点という意味があります。div社に関わる全ての人にとって人生の良き分岐点となるような会社でありたいという想いが込められています。