【ハーバード式】何度注意しても変わらない人を「紙一枚」で変える方法


【ハーバード式】何度注意しても変わらない人を「紙一枚」で変える方法

 

あなたの職場に何度注意しても、同じミスやらかしちゃう人いませんか??

もしくは、あなた!
人から指摘されて、変わりたいと思ってても
中々変われない
ってことありませんか??

今回は、
本人でさえ気づいていない
その人が「変わらない本当の理由」を紙一枚で明らかにしちゃう方法を紹介します。

うちの役員は全員、この方法で課題克服に取り組んでいて
正直、めちゃくちゃ使えます!

本当は教えたくないんですけど、
少しでも仕事に役立つ情報をお伝えしたい
と思って特別に話します!

中々変わらない人に対してはやるのはもちろん
自分でも必ず一度はやったほうがいい自己変革手法でもあります。
このブログを読み終わったらすぐにやってみてください。

 

では!
結論、一体どんな方法なのかというと
免疫マップ」と呼ばれるものを書いていきます。

今日は
①免疫マップとは何か
②免疫マップをもとに人を変える方法

 

①免疫マップとは何か

免疫マップとは
ハーバード大学、教育学大学院の研究をもと編み出された

比較的新しい手法です。

「なぜ人と組織は変わらないのか」の本でも詳しく書かれているんですけど、
400ページ以上のボリュームがあって
言ってることもややわかりにくいんですよね。

なので、自分が3倍わかりやすくまとめてお伝えしていきます。

まず先に全体像を見て欲しいので
免疫マップを見せちゃいます。

こんな感じです。
・目標
・阻害行動
・裏の目標
・強力な固定観念
という枠に埋めていきます。
ここからは具体的な例をつかって説明していきます。

この例は、サンプルではなくて、
うちの会社のある社員が実際に書いたものです。
「人に任せず何でも自分でやってしまうリーダーAさん」がいました。

このAさんを変革するために免疫マップを書いていきます。

改善目標は、「部下に仕事を任せて自分はマネジメント業務に集中できるようになる」です。

Aさんは、上司から指摘されて、最初は任せるのですがしばらくすると、それとは反対の「阻害行動」をとってしまいます。

阻害行動としては
「任せることを躊躇し一部しか任せられずつい自分でやってしまう」
ですね。

Aさんは何で仕事を部下にふれないのでしょうか。

これよくある答えは、
・部下に仕事をふるのが不安だから。
・自分でやる癖が抜けないから。

みたいなものです。

これも間違いではないんですが
まだまだ表層的なんですね。

実は、人の話す「変わりたくても変われない」ってのは
自覚しない嘘」なんですね。

「変わりたくても変われない」んじゃなくて

変わらない目的」があるんです。

これを免疫マップでは「裏の目標」と呼びます。

人を変えるには、まずこの裏の目標を明らかにしないといけません。
この裏の目標があるという考え方は、

「嫌われる勇気」で一躍有名になったアドラー心理学の目的論とかなり似ています。

 

登校拒否の子供はいじめられるという原因
があるから学校にいかないという結果になっているわけではなくて

登校拒否することで、親や友人に注目されるという目的のために
登校拒否という手段をとっているという考え方ですね。

実際、登校拒否をやめさせるには、
親や周囲が構うことをやめるのが一番効くそうです。

逆に、学校にいきなさいというと、注目を浴びるので
目的が達成されてますますいかなくなるんですね。

この目的論は、変化を起こすためには最も最適な捉え方です。

自分で仕事をやってしまうAさんの場合、「裏の目標について」しばらく考えた後、こう書きました。

「目の前の仕事で成果を出すことが自分の存在価値であり、これをやることで評価を得たい」

Aさんが、部下に仕事をふれないのは、目の前の仕事をこなすことで存在価値を示したかったからだったんです。


そして、免疫マップではここから最終段階に入ります。

「強力な固定観念」の項目です。

裏の目標は何らかの「固定観念」によって生まれています。
いってしまえば、勘違いです。

Aさんの「固定観念」は次のようなものでした。

 

「目の前の仕事で成果を出すことが評価に繋がる」

Aさんはリーダーとして
やれば結果がでると分かっている目の前の仕事よりも
未来をつくる仕事をすべきだったのですが、
目の前の仕事をこなさないと仕事の成果に繋がらない
という固定観念がそれを妨げていたのです。

あらためて、Aさんの免疫マップを出してみます。

この免疫マップを書いてもらうときに重要なポイントが一つあります!
相手の考えを決めつけてはダメ!ということです。

改善目標と阻害行動が一緒でも、裏の目標と固定観念は違うことがあります!

たとえば、遅刻を繰り返す人が2人いた場合、
1人の裏の目標は、「時間に縛られないことをアピールしたい」で
もうひとりは「ギリギリまで予定を詰め込んだ人生にしたい」みたいな
全然ちがう裏の目標をもっている可能性があります。

裏の目標以降は、本人から引き出すようにしましょう。

この免疫マップの裏の目標と強力な固定観念は多くの人にとって認めたくないものになります。

しかし、強力な固定観念を捨てなければ絶対に変わりません。
免疫マップをつくることは、
現実に向き合わせてくれる意味でめちゃめちゃ価値がある作業です。

 

②免疫マップをもとに人を変える方法

当たり前ですが免疫マップをつくった瞬間、
魔法のように人が変わるわけがありません。

ここからは数ヶ月から1年以上をかけて、強力な固定観念を捨てていく作業になります。

この工程は、歯の矯正に似ています。
いきなり強い力で歯を動かすと折れたり抜けたりしちゃいますよね。

矯正は自分もやったことあるんですけど、
弱い力を長い時間かけ続けることが大切ですね。

だから、固定観念を捨てられるように弱い力をずっとかければいいのです。

 

じゃあ、具体的に何をすればいいのか。

ここでいう弱い力とは固定観念を捨てる力です。
つまり、固定観念とは逆の行動をするようにすれば人は変わっていきます。

 

例えば、先程のAさんの例でいうと

「目の前の仕事で成果を出すことが評価に繋がる」という
固定観念、勘違いがあるので、これを逆にします。

逆にすると「長期的な仕事に仕事に取り組むことのみによって評価に繋がる」ですね。

この価値観に基づいて行動できたを一週間ごとの面談で振り返りをすることです。

今週は、
「戦略立案とメンバーのサポートに時間を使えたけど、
自分で資料をつくってしまったから△」みたいな感じですね。

これを完全に出来るようになるまでずっとやり続けます。

もちろん、人間なので
人が人をかならず変えることは出来ません。

ただ、出来る限りの変わる機会をつくって上げることはできます。
そのための、今回の免疫マップをぜひ活用してください!

免疫マップのダウンロードリンクをおいてます!

免疫マップ

記事がよかったら
いいね!お願いします

フォロー歓迎です